8年前、この土地に建売住宅を購入され、最近、生活環境も変わってきたので、新しいライフスタイルに合った住宅を、とお考えになって、成建の注文住宅で建て替えをされたW様。

2人のお嬢様との4人家族。2年前、ご主人のお父様が他界され、生活環境が大きく変わりました。お嬢様は、2人とも成人されているので、今回、部屋数を少なくし、その分、空間にゆとりを持たせた開放感のある暮らしをお考えになりました。

新築計画の主導権は、奥様とお嬢様でした。とくにお嬢様は、家族の中で一番こだわりをお持ちとのこと。「床材も壁材も、その色や柄も、あとちょっとした小物まで全部、次女が細かく決めたんです。」と楽しそうに語る奥様。

南面の窓からまぶしい陽光が降りそそぐリビングからキッチンへと、開放感あふれる空間が特徴的です。そのリビングにコンパクトに設置された書斎スペース。ここはご主人がこだわりました。リビングで家族を感じながら、仕事に趣味に、ご自分の時間を楽しみたいとのこと。

家具類は、ほとんど前からお使いの物をそのまま継続されています。そのため、家具の寸法を起点に考え、壁や天井、さまざまな"おさまり"を細かく設計していきました。例えば、キッチンの食器棚やオーブンは、それがピッタリ美しく収まるように、微妙な寸法を調整し、前からお使いの換気扇を設置しました。移動式の調理台も、使い慣れた愛着の品をキッチンの中心に置きました。すべて違和感なく自然なコーディネートに仕上がっています。「成建さんには、いろいろ事細かに"わがまま"をいっぱい言いましたけど、全部、思い通りにやっていただいて。ホント、大満足です」と奥様からお褒めの言葉をいただきました。

注文住宅の醍醐味は、なんと言っても"わがまま"を実現すること。思いどおりの家を作ること。成建は、これからも施主様が"わがまま"を言える注文住宅を目指してまいります。